「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは
平成25年のこと。

 

その影響か、和食に欠かせない緑茶にも非常に関心の
目が向けられています。

 

実際に外国の方が多く日本茶の産地に訪れる
ようになっているのです!

 

テレビで緑茶の淹れ方を教えてくれているのが外国の方
なんてことも最近よくあって、見たことがある方も多いはず。

 

日本人なのに日本のお茶である緑茶の違いがわからない
なんてもったいないと思いませんか?

日本最強とも言える飲み物「茶」について、ちょっとだけ
知ってみましょう!

 

 

 

 

緑茶の違いがわからない!!!

緑茶の違いは大きく二つに分けることができます。

  1. 産地
  2. 製法

 

 

1、産地

緑茶は日本全国どこでも作られるわけではありません。

経済的北限、つまり茶園として採算が取れるほどの
北限はおおよそ新潟と茨城の北部を結ぶ線のあたり
とされています。

東北の一部には販売しているような茶園もあります。

しかし北海道に茶園はありません。

お茶の木は元々暑いところからやって来ているので
寒いところが苦手のようです。。。

お茶の産地として有名なところでは
静岡、京都、鹿児島などでしょうか。

その地域によって、気候が違いますので、
味わいにも違いがあります。

見てすぐにわかりませんが、お茶畑のお茶には品種が
色々ある場合があります。

 

現在日本で一番栽培されているのは「やぶきた」と
いう品種ですので、恐らく見ている茶畑の茶は
「やぶきた」が多いでしょう。

例えば、その「やぶきた」が静岡の標高の高いところと
静岡の平地でそれぞれ育っていても風味が違いますし、
静岡と鹿児島では年間の温度も雨量も違いますので、
やはり味わいは違ってきます。

 

 

 

2、製法

 

産地が違っていると、例えば全く同じ製法で
同じお茶を作っても、同じ味にはならないはずです。

例)「静岡でやぶきたを使用して作られた煎茶」と
  「鹿児島でやぶきたを使用して作られた煎茶」

逆に、例えば静岡の標高の高いところで栽培された
「やぶきた」で、様々な種類のお茶を作ることができます。

同様に、静岡の平地で栽培された「やぶきた」でも、
様々な種類のお茶を作ることができます。

例)「標高の高いところ(平地)のやぶきたで作られた煎茶」と
  「標高の高いところ(平地)のやぶきたで作られた釜炒り茶」

そうなんです!
実は、「やぶきた」から煎茶も釜炒り茶も抹茶も
作ることができるのです!

 

 

ただし!
「作ることができる」、という可否の問題なので、
美味しいか美味しくないかは別ですよ。(^^;

 

やぶきたは煎茶に向いている品種で、釜炒り茶や
抹茶向きの品種はまた別にあります。

 

お米もそうだと言いますよね!

 

例えばお寿司に向いているのはササニシキ。
お弁当には冷めても美味しいあきたこまち。
等々。

 

最近は「やぶきた」で緑茶だけではなく、紅茶を作ったり、
烏龍茶を作ったりするお茶農家さんもたくさん
いらっしゃるんですよ。

 

 

 

こちらは30年以上前から無農薬のお茶作りにこだわって
いらっしゃいます。

インドやスリランカの紅茶とは違う、まろやかな味わいで
飲みやすいという方が多いです。

 

緑茶には具体的などんな種類があるの?

 

緑茶、とひとくくりにしますが、

実は「緑茶」と言われる中には
数種類のお茶が存在します。

・煎茶(せんちゃ)
・玉露(ぎょくろ
・抹茶(まっちゃ)
・釜炒り茶(かまいりちゃ)
・ほうじ茶

もちろんこれだけではありません。

細かく分類すれば、もっとたくさんの種類があります。

大きな違いはもちろん製法なのですが、何度もお伝えしている
通り、このお茶をすべて「やぶきた」で作ることができます。

 

そして、静岡でも鹿児島でもこれらの種類のお茶を
作ることができます。

 

じゃあ、まず何から飲んでみればいいの?

 

緑茶の違いがわからない!という方はまず、
色々な種類の緑茶を飲んでみてください。

 

例えば、

お茶屋さんに足を運んでみる。
お茶カフェに行ってみる。

ということから始めましょう。

 

お茶屋さんでは試飲をさせてくれたりしますし、
お茶カフェでは友達と飲み比べることもできます。

 

私が緑茶を一番最初に飲むとしたら、まず
煎茶と玉露飲み比べをしますね!

淹れる湯の温度なども変わってくるので同じ条件での飲み比べは
難しいですが、玉露は旨味の量が非常に多いのです。

出汁のような旨味、とよく表現されます。

これが苦手な人と大好きな人がいるので、この違いは
まず一度お試しいただきたいところです!

 

 

飲み比べセット

また、最近はネットでも面白い飲み比べセットが
増えてきているんですよ!

こちらは煎茶、茎茶、ほうじ茶などを楽しめます。

製法による違いを楽しむことができますね!

お茶の葉の色、形、お湯を入れた時の香りなど
の違いを比べてみるのがオススメです!

 

 

こちらは煎茶の品種違いの飲み比べセットです。

少しマニアックかもしれませんが、鹿児島を
代表する品種ばかりなので、ご興味ある方は
是非是非お試しください!

 

 

まとめ

 

飲み比べしたいけど急須がない、と思う方も
いらっしゃいますが、違いを感じるだけなら、
湯飲みやカップに茶葉を少しずつ入れて、
熱湯を注ぐだけでもいいですよ!

いわゆる、ティスティングですね。

 

開いた葉の様子を見たり、お茶の色の違いや香りを
楽しんでみてください。

 

「緑茶」と一言でくくってしまったことを後悔するほど
違いがあり、次第に自分の好みもわかってきます。

 

 

食わず嫌いに・・・いえ、飲まず嫌いにならないで、
まずはちょっと試しに飲んでみることから始めましょう!

 

最後までご覧いただきありがとうございました