「土用(どよう)の丑(うし)の日」は

「ウナギ!!」って

新聞のチラシやスーパー、ファミリーレストランの前に

大きく書いてある宣伝をみたことはありますよね。

 

 

それを見たわたしたちは、

「あっ!ウナギを食べる日だ!!」
と気づかれる人は多いと思います。

日本人は、大のウナギ好きで有名です。

 

ウナギは、もちろんのこと、

ウナギのタレだけで

もう一杯ごはんが食べることができる
人もいるでしょう。(私のことです(^^))

 

 

 

 

 しかし、この物価高の世の中では、

「日本産のウナギは高くて無理!」

という人は当然いるでしょうね。

 

「中国産のウナギ」が、

日本産に味が近くおいしいらしいですよ。
もちろん、お値段は安いです。

 

 今年の様に暑い日が長く続き「夏バテ気味な人」には、

ウナギで栄養をつけ乗り切ってみられるのも手ですね。

 

 

 「土用(どよう)の丑(うし)の日にウナギを食べる習慣」があります。
 このことについて、

わかりやすく簡略にご紹介していきます。

 

 

 

 

 土用(どよう)って何日?

 

 

 「土用の日」は、

立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)の前、

18日か19日の時期をいいます。

 

 

 

 

 下記のことばについてチェックしておきますね。

 

 ①立春(りっしゅん)

冬が終わり春が始まる気配を感じる頃をいいます。
だいたい、2月4日の頃が、ここのところ続きます。

 

 ②立夏(りっか)

勘違いされやすいのですが、真夏の事ではありません。
丁度、夏が来たなという気配が感じられる頃です。
しかし、

梅雨があるためことばどおりに感じるのは難しいかもしれませんね。
日にちでいうと、ゴールデンウィークの最後になるあたりで、5月5日頃です。
今年(2018)は、5月5日でした。

 

 ③立秋(りっしゅう)

秋の訪れを感じ始めるころです。
しかし、

ここで注意して欲しいのは、日にちは、8月7日です。

まだまだ、秋どころか真夏の暑さが真盛りの時期ですね。

「暦(こよみ)」の上では、季節が秋にかわる日となっております。
余計な事かもしれませんが、

「暑中お見舞い」と「残暑お見舞い」は、

この日をもって切り替わりますので、注意してくださいね。

 

 ④立冬(りっとう)

冬の始まりをいいます。
しかし、

実際には、11月7日頃をいいます。

 

秋が深まり、

紅葉がこれを最後と美しい姿をみせてくれている時期です。

 

それを見ながら、

そろそろ冬へ入る準備を始めようかという気分の時です。

 

ブルーさん

難しいですね!?

オレンジちゃん

今は昔と温度も違うので余計に感じます

 

 

「土用(どよう)の丑(うし)の日」というのは、

「土用(どよう)の時期」におとずれる

「丑(うし)の日のこと」をいっているのですね。

 

 

 

 さらに、「土用(どよう)の丑(うし)の日と」いうと、

なぜか?「夏の土用(どよう)の日」を強く感じますが、

年に何回もあります。

 

立春・立夏・立秋・立冬・

それぞれに土用があることはわかりました。

 

いずれにしても、

「土用(どよう)の丑(うし)の日」は

季節が移り変わる時期といえます。

 

念を入れて書いておきますが、
「土用(どよう)の丑(うし)の日」

「土曜日」とは

無関係です。

 

 

 

 「土用(どよう)の日にち」をまとめてみましょう!

 

 〇立春(りっしゅん)は、2月4日でしたね。

その18日か19日前の1月7日から2月3日頃です。

2018年度では、1月21日と2月2日ですね。

 

 〇立夏(りっか)は、5月5日でしたね。

その18日か19日前の4月17日から5月4日頃です。

2018年度では、4月27日となります。

 

 〇立秋(りっしゅう)は、8月7日でしたね。

その18日か19日前の7月20日から8月8日頃です。

2018年度では、7月20日と8月6日ですね。

 

 〇立冬(りっとう)は、11月7日でしたね。

その18日か19日前の10月20日から11月6日頃です。

2018年度では、11月5日ですね。

 

 

 すべて旧暦をつかっている点に注意をしてください。

 

 

 

 

 

 土用(どよう)の意味

 

 

 立春、立夏、立秋、立冬は、先に説明いたしました。

この旧暦において季節が始まる日が、

「土用(どよう)」とされていました

ですから、

「土用(どよう)」とは

季節の変わり目となる

「時期を指す意味」があります。

 

 

 

 

「土用(どよう)」の由来はどこから来ているのでしょうか?

 

 

多分、中国で生まれた思想の一つであり、

陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)から来ていると考えられています。

 

「陰陽五行説」は?
 紀元前3000年前にできあがった「陰陽思想(いんようしそう)」と

紀元前2000年前にできた「五行思想(ごぎょうしそう)」が、

一緒になったものだといわれています。

 

 

昔から中国では、世界を二つの「陰陽(いんよう)」と5つの元素である、

「水、金、土、火、木」に分類して考えていたそうです。

 

 この考え方の事を、つまり、「陰陽五行説」というそうです。

 

 考えると大変奥が深い「思想」ですので、簡略に触れておく程度にしますね。
 大体の意味がわかっていればよいと思いますよね。

 

 

①「陰陽(いんよう)」について

 

「陰があらわすもの」は、
 月、裏、偶数、闇、暗さ、柔らかさ、水、冬、夜、植物、女性などです。

 

「陽があらわすもの」は、
太陽、表、奇数、光、明るさ、剛さ、火、夏、昼、動物、男性などです。

 

②5つの元素から世界は成り立っている考え方について

 

「陰陽」と共に「宇宙は5つの元素」である、

水、金、土、火、木から成立しているという考えです。

 

 

 水を吸って木が成長し、そして、木を燃やすことで火が盛んとなり、

火は燃えるだけ燃えてしまうと土となります。

 

土の中から金(属)が生まれ、

金(属)はとけてしまうと

水になってしまうという考え方です。

 

 

 そこから、「相性」という考えが生まれ、

今でいう「相性関係」の考えの元になっているのです。

 

 

 いままでの説明をもとにして

「土用(どよう)の日」を、

この5つの元素を季節に当てはめて、

木は春の象徴、

火 は夏の象徴、

金は秋の象徴、

水は冬の象徴となります。

 このように分類すると「土」がどこにも当てはまりません。

 それで、

立春・立夏・立秋・立冬の前18日間または19日間前を

「土用」として当てはめることになったのです。

 

 

 

 そのような大きな

「歴史」や「思想」があるため

「土用(どよう)」は、

特別な日として扱われるようになったのです。

 

 

 例えば、

季節が移り変わる時期なので、

農作業などの大仕事をすると体調を悪くしやすいとか、

「土用(どよう)」の期間中には、

土には、土の神様がおられると考えていたので、

「土いじりをしてはいけない」とか

「丑(うし)の日に大根の種をまいてはいけない」とか、

「葬送(まいそう)を延期しないといけない」と

むかしからいわれ続けられて来ています。

 

 

「土用(どよう)の日」が、

何か「特別な日」であることは、

分かってもらえたかと思います。

 

 

 

 土用(どよう)のウナギ以外の食べ物・料理

 

 「土用(どよう)の丑(うし)の日」だからといって、

夏バテには効果があるでしょうが、

ウナギはあきたね!っていう人がいるはずです。

 

 

 

 

 

 「土用(どよう)の丑(うし)の日」は、

ウナギ以外は食べてはいけないのかしら?

という素朴な疑問を感じた人もいるでしょう。

 

  ウナギ以外を食べてもいいのです。
  

  ただし、

  ほんの少しですが条件付きということになります。

 

 

「土用の丑の日」は、

「陰陽」から来ている「土」に感謝する時

また、丑(うし)の日でもあります。

 

だから、「土」と「牛」にちなんで

「黒いもの」を食べたほうが良いとされています。

 

さらに

「丑(うし)の日」なんで

「う」のつく食べ物が良いとされています。

 

 

 どんな食べ物が良いのか?具体的に例を出してみましょう!

 

 うめぼし

 うめぼしというと、

 やはりおにぎりの中に入れて食べることを

 思う人が多いと思います。

 あと、

 食欲がない時に白ごはんの上にのせて食べたりしますね。

 うめばしの良い点は、食欲を増す効果があるところです。
 夏には最適だと思います。
 さらに、殺菌効果や解毒作用があります。
 消化吸収を助ける働きがあります。
 夏バテには最適であることがわかりますね。

 

 うどん

 これは、読んですぐにお分かりだと思いますが

 「う」のつく食べ物ですね。

 夏は、「冷やしうどん」「冷やしキツネうどん」なんてどうでしょうか?

 

 瓜(うり)

 瓜には、体を冷やす作用があります。

 意外と瓜(うり)といっても、数が多いです。

 具体例をあげてみます。
 きゅうり、スイカ、ゴーヤー、かぼちゃ、とうがんなど、夏が旬のものはいろいろあります。

 疲労回復によく効くものばかりです。

 それは、

 さまざまな種類のビタミンが含まれているからです。

 

 ウニ

 ウニというと、

 お鮨屋さんのカウンターで日本酒でも一杯やりながら

 ウニをツマミに何て考える人はいませんか?

 

 ウニは高価な食べ物ですよね。

 ウニが一番おいしいのは夏ですね。

 栄養価が高く、疲労回復に効きます。

 貧血にも効果があるといわれています。

 また、

 口当たりがよく栄養価が高いので夏バテには良いですね。

 

 

「黒いもの」としては、

「黒ゴマ」や「茄子(なす)」、「黒砂糖」などがあります。

いずれも体によく、体を冷やす効果があり夏バテにはもってこいです。

 

まとめ

 

「土用(どよう)の日」は、

2018年度では、1月21日、2月2日、4月27日、
7月20日、8月6日、11月5日でしたね。

 

 土用(どよう)の意味は、

立春、立夏、立秋、立冬があり、

この旧暦において季節が始まる日が、「土用(どよう)」とされていたのです。

 

ですから、

「土用(どよう)」とは、

季節の変わり目となる「時期を指す意味」ってことですね。

「土用(どよう)の丑(うし)の日」は、

ウナギ以外でも、

「丑(うし)の日」なんで「う」のつく食べ物ならよいのでしたね。

さらに「黒い食べ物」は、「土」にちなんでよいとされています。

 

 

これくらい、いろいろなことを知っていると

「土用(どよう)の丑(うし)の日」が

ウナギを食べられるということより、

特別な日として感謝して迎えることができると思います。

 

最後までご覧頂き有難うございました。