Movie Studio Platinum 16
Vegasから出てるPro版の市販向け動画編集ソフト
「Movie Studio Platinum 16」
海外では人気なんだけど、日本では完全に人気ない(知られていない?)ので、
コスパ最高で販売されている
動画編集ソフトです。
プロ用の「VEGAS PRO」の基本エンジンを使っているので
市販向けでも操作中はキビキビでフリーズ知らず、
ついつい販売元の「ソースネクスト」のセール企画に負けて
新しい「Movie Studio Platinum 16」を購入したので、
使い方やレビューを紹介したいと思います。
シリーズ(ラインナップ)
3つのシリーズ(ラインナップ)があって
- カンタンな動画編集ソフトだけなら「Movie Studio Platinum 16」
- 編集機能に関しては上位:Suiteと同じ「VEGAS Movie Studio 16 Platinum」
- 音の編集やBGM作り・タイトル編集・エフェクトなども付いてる最上位版「VEGAS Movie Studio 16 Suite」
カンタンに基本的な動画をサクッと作りたいなら「無印」
コスパがイイのは「Platinum」
なんでも出来るのは「Suite」って感じです。
私は上位版の「Pro(安く購入・ヘタすると同等の値段?)」も持ってるので
今回は中間グレードの「Platinum」を購入。
(タイトル作成の「Heroglyph V4 LE」を試したくて購入。)
使い方
基本の分割・削除
- 分割
分割したい所をクリックしてキーボードの「S」を押すと分割される
- 削除
「いらない動画の前後」をクリックして「s:分割」し、
いらない部分を選択してキーボード「Delete」で削除
フェードイン・フェードアウト・クロスフェード
音が徐々に変化するやり方。
動画の初めの部分の端をドラッグすると「フェードイン」
動画の終わりの部分の端をドラッグすると「フェードアウト」
2つの動画をドラッグして重ねると「クロスフェード」
(前の動画はフェードアウトしながら、次の動画はフェードインから始まる)
スロー再生・倍速再生
「Ctrl」を押しながら伸ばすと「スロー再生」
「Ctrl」を縮めると「倍速再生」
モーショントラッキング(Platinum・Suitenのみ)(動く物に追尾するメニュー:モザイクとか?)
FX「ベジェマスキング:動く物に追尾するマスク(切り抜き)」で
切り抜き
FX「ピクセレート:モザイク」を加える。
この2つを動画にエフェクト(ビデオFX)を加え、
動いてるものにモザイクをかける方法。
(動いてるものに「文字」なんかを追尾出来るようにも出来る)
最近「ベジェマスキング」を使うと
解析のスタートを押すとフリーズしてしまう。。。状態だったんですが。。(コレ私だけ??)
そんな場合は「画面を最小化(タスクトレイのアイコンをクリックして最小化してやる)」してやると、通常に解析が終わります。。(ま、でもコレ不具合だよね・・・)
気づかなかったら一番の特徴の「ベジェマスキング」を使えない状態でした・・・(2019/07/22 Build142)
でもコレで一応「モーショントラッキング」を使えるようになったのでOKです。。。(^^)
ビデオを複製し、上に動画に「ベジェマスキング」で
動く物に追尾するマスク(切り抜き)を適用する。
「ベジェマスキング」:他の部分が無くなった状態になるので、
2つを重ねるとマスク(切り抜き)された部分も見える
「ベジェマスキング」の設定は
一般オプションのマスクFXに「チェックしない」
チェックするとマスク以外にもマスク(切り抜き)の効果がなくなる
マスク1:タイプで「切り抜く形を選ぶ」
切り抜く「大きさ」などを決めたら
下の「スタート」をおすと
動くものの「解析」がはじまる。
解析が終わったら「ピクセレート」を適用すれば「モザイク」になる。
他の「ビデオFX」適用すれば色んな効果が切り抜かれた所に適用される

タイトル作成(プレミアム版のみ):ProDAD Heroglyphでのタイトル作成
「メディアジェネレーター」から
「HeroGlyph」を「テキスト」にドロップ。
「ビデオメディアジェネレーター」に
[ ProDAD Heroglyph]が出てくるので「Edit Title」を押すと編集モードへ、クイックスタートが出てくるので
テンプレートから好みを選んで作成
右側の
「テキスト」=「挿入したい文字」を入力
「イラスト」=「エフェクト」の動作を選択
「背景」=「背景を変化できる」
完成したら下の「挿入」を押すと
別のメニューが立ち上がるので左上の「タイトルを適用」で
無事 ビデオに「タイトル」が出来上がる
「タイトルに使えるもの」や
「テロップ」のように「説明・名前」に使えるものもアルので簡易的にタイトルを作成したい場合はGoodです。
上位版の「Suite」のようにタイトル作成ツールが欲しい場合は上位版を購入。
(ただ凝りだすと止まんない・・・・)(^^)
レビュー・感想
使った感想は
とにかく「Pro」と同じでサクサク動作で快適。
他の動画編集ソフトではたまにぷちフリーズで焦るんだけど、
Movie Studio Platinum 16は余程重いエフェクトなんかをしなければ編集中は快適。
(「書き出す:レンダリング」は重い編集をすればするほど、書き出しは遅くなるので注意。)
いいところ
サクサク動くだけでも、
このソフトを使う価値があるんじゃないかと思うほど、
基本動作もカンタンで慣れると手放せ無くなる。
ビデオカードを搭載してるパソコンでは「カード指定のレンダリング」をすれば、
16以前のバージョンよりレンダリング速度が向上してます。
(私が他にも持ってるVegas Pro15より)
普通のレンダリングにで10分で終わる所を
私はAMD Radeonなので「AMD VCE」を選択して
レンダリングすれば8分ほどで完成。。。
バッドなところ
- 派手な演出はあまりない。(個人的にはシンプルで○)
- ネットに情報があまりない
- 参考書も少ない。
買ったら、ソースネクストで出てる「動画」・「ガイドブック」の購入をセール時に買うとイイですね。
値段が
上位版のProより少し安いぐらい(セール時)なので、
上位版が欲しくなるかも??
最後に
もっと日本で人気になってもイイと思う、
動画編集ソフト「Movie Studio Platinum」
ただ人気が出たらこの値段では出さないだろうと思うと複雑です。(^^)
他の動画編集ソフトより圧倒的にコスパがイイので、
気になるなら買って損は無い!
今の所他のソフトで出来てコレで出来ないって感じは無いので、
ソースネクストのセール時を狙って購入してね。(よくやってます)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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