秋になったら食べたくなるものが
栗
ですね!
毎年この時期になると
”マロン味”の商品がたくさん出てきます。
個人的に栗が大好きなので
この時期になるとワクワク
してくるんですよね~!
個人的に特に好きなのが
焼き栗・茹で栗
です。
焼き栗や茹で栗は、栗そのものの味が
そのまましっかりと感じられるので
本当に美味しいんですよね!
秋の散歩がてら落ちている栗を
拾ったりするのもいいですよ。
そして拾った栗ですが、
持ち帰ったはいいとして…
さて、この栗どうしよう
となってしまいませんか?
せっかく持ち帰った栗や
生で買った栗を
おいしく食べたいですよね!
栗の味というと、
天津甘栗のような甘い味を想像する人が
多いでしょう。
しかし実際生の栗って
単純に焼いたり茹でても
あまり甘くはないんです。
どうやったら甘くできるのか
知りたいですよね!
また栗は皮が
とーってもかたいので
栗の皮むきをするときには
手をケガしそうになることも
しばしば…。
さらに栗の調理では、
おそろしいことに
爆発することもあるので
安全な煮方を知っておきたいところ。
今回は、栗を甘くおいしくする方法や
かたい栗の皮の剥き方、
爆発しない煮方とアクの取り方などを
紹介していきますね!
栗を甘くする方法
生の栗を味付けせずに食べると
あまり甘味はないんですよね。
栗を甘くするにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは栗を甘くする方法を紹介していきますね!
栗を甘くする方法というのは、
我慢して待つこと
なんですよ。
その不思議な栗を甘くする方法は、
次の通りです!
- まず、大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かして
栗を茹でる。
(お湯はグラグラとなるほど沸騰させずに
プクプクと小さな泡が出だしたら栗を入れる)
- 中火にして1分間茹でる。
- 栗をザルにあげ水気をきる。
- キッチンペーパーで栗の水気をふき取って
空気穴をあけたジップロックの袋に入れる。
- 冷蔵庫に入れて4~6週間寝かせる。
※水滴がついたらこまめにふき取らなければ
カビてしまうので注意が必要!
この方法によって、栗が本来持っている
甘味がしっかりとでてくるんですよ。
しっかりと寝かせた後は、
煮て調理したり
焼いて調理したりして
食べてくださいね!
[char no=”2″ char=”タケさん”]この方法は下準備なんだね?[/char][char no=”1″ char=”パピプペ”]そうそう、この方法で甘くなるんだよ。
その後は普通の栗と同じように調理するだけでOKです。 [/char][char no=”2″ char=”タケさん”]早く食べたい人には向かないね!(^^)[/char][char no=”1″ char=”パピプペ”]ま、熟成させる感じなのかな? 少し手間はかかるけど1度やってみたいよね。 [/char]
素材の味を引き立たせて
さらにおいしく食べるには、
- 待つこと
- 手間をかけること
が大事なんですね。
栗・渋皮の剥き方(むきかた)
次に栗の渋皮のむき方をチェックしていきましょう。
栗の渋皮といえば、
とっても薄くて栗にくっついているので
とってもむきづらいんですよね。
そんな手ごわい栗の渋皮を
簡単にとる方法があれば
知りたいですね!
簡単なむき方がこちらです。
- まず、栗の下の部分に包丁で”十字”の切り込みを入れる。
- 水を入れた鍋に栗を入れて10分茹でる。
- 茹で上がった栗を水に浸して熱をとる。
- まだ栗が熱いうちに皮をむく。
この方法でかたい皮もくっついてとりにくい渋皮も
きれいにすっきりととることができます!
これで、あー渋皮がむけない!という
ストレスを感じずに済みますね。
栗の爆発しない煮方
栗をオーブントースターやオーブンレンジに入れて
ホクホクにしよう!と
チャレンジしてみて
ボーン!!!と
爆発してしまった
という経験はありませんか?
オーブントースター・オーブンレンジに入れると
爆発してしまうものって
結構ありますよね。
しかし、あの爆発音と散らかった
オーブントースターやオーブンレンジの掃除は
二度とごめんだ!
と思う人もいるでしょう。
栗も
オーブントースターや
オーブンレンジに入れると
ポーン!とはじけて爆発するので
気を付けてくださいね。
オーブントースターやオーブンレンジで
栗を焼きたいときは、
栗のまるみのある方に
包丁で切り込みを入れると
GOOD!
次においしい茹で方をチェックしていきましょう。
栗をおいしくゆでる方法は、
6時間~12時間くらい
水に浸しておく
ことが大事!
水に浸しておくことによって
栗の中に入っていた虫がでてくる
んですよ。
全ての栗に虫が入っているわけでは
ないですが、虫が入っていた場合に
この方法で虫を取り出せるんです。
次に
鍋にたっぷりの水を入れて
水に浸しておいた栗と
水1リットルに対して
7.5gほどの塩を入れます。
中火で10分ほど茹でて、
沸騰したら弱火で40分ほど茹でて、
鍋を火からおろします。
粗熱(あらねつ)がとれたら
出来上がりです!
しっとりホクホクの栗が食べられますよ。
アク抜き
次に栗のアク抜きの方法です。
- まず栗を熱湯に1時間ほどつける。
- 次の栗の底を包丁で切り落として、
包丁で皮と渋皮をむく。
- 皮をむいた栗を2~3時間
水につけてアクをとる。
水につけるだけで
アクをとることができるので、
しっかりとアク抜きを行ってくださいね!
重曹使う方法
次に、重曹を使う方法です。
<材料>
栗 500g
重曹 5g
水 100~150cc
<作り方>
- 栗を水でサッと洗う。
- 栗の上部分を1㎝ほど切り込みを入れる。
- 圧力鍋に栗と重曹を入れて
火にかける。
- 粗熱がとれたらできあがり!
このレシピでは重曹を使って簡単に皮むきができるのです。
重曹を使った渋皮煮の作り方です。
<材料>
栗 500g
重曹 7.5g
砂糖 300g
水 500ml
<作り方>
- 栗を8~10時間水につける。
水に浮かんだ栗は取り除く。
- 包丁で皮をむく。
鍋に栗がかぶるほどお水と重曹を入れる。
- 中火で加熱し、沸騰手前で火をきる。
火をとめて冷めるまで待つ。
- 栗をひとつひとつ丁寧に洗う。
- もう1回水を入れた鍋に栗を入れて
今度は水だけで栗を茹でる。(水は栗がかぶるくらいの量)
- 沸騰直前に火をとめて、冷めるまでまつ。
- 1粒ずつ丁寧に洗う。
- 鍋に栗と砂糖、栗がかぶるほどの量の水を入れる。
- 中火で加熱して沸騰直前に火を止め、
ブランデーを15㎖ほどを入れて鍋が冷えたら完成!
渋皮煮は根気が必要な料理ですが、
本当にとってもおいしいんですよね。
以前、友人のおばあちゃんが作ってくれた
渋皮煮のおいしい味が忘れられません。
ぜひ自分でも作ってみたいと思います!
まとめ
今回は、この時期とってもおいしい栗について
あれこれ調査してみました。
栗を甘くする方法は、
茹でて冷蔵庫に保管すること
なんです。
栗のむき方は、
栗の底に”十字”の切り込みを入れて煮ること
でむきやすくなるんですよ。
栗をオーブントースターやオーブンレンジで焼くと
爆発するので注意が必要。
栗を爆発しないようにするためには、
栗に切り込みを入れる
ことが大事なんです。
アク抜きをする方法は、
水にしっかりとつけておくこと
もしくは
重曹を使うこと。
栗をおいしく食べるには、
栗を水につけておいたり、
栗を冷蔵庫に保管しておいたりと
時間や手間がかかりますが
しっかりと下処理をすることで
栗本来の甘味やおいしさを感じることができますよ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント