山菜とりって楽しいですよね。
自分で足を運んで、山菜をとって
家に持ち帰ったら料理して美味しく食べられます。
春の七草には入っていませんが、
わらび
はビタミンEを豊富に含んでいて
現代人を悩ませる
生活習慣病予防も期待できるんですよ。
しかし、わらびは日常的によく使う食材ではないので
どのような料理に使えるのかよくわからないという人も
多いのではないでしょうか。
今回は、ワラビの美味しいレシピや
あく抜きの方法、保存法はどうすればいいのかを
紹介していきますね。
(わらび保存)
まずはたくさんわらびが手に入ったときの
保存方法をチェックしていきましょう。
(乾燥)
わらびは
乾燥させる
ことによって美味しさを長く保つことができるんです。
乾燥わらびを作るなら、
わらびは事前にあく抜きをしておきます。
あく抜きの方法については、
後ほど詳しく説明しますね!
あく抜きをしたわらびは
ゴザやザルなどの上に
なるべく重ならないように並べて
太陽がよくあたる場所に
天日干し
して、乾燥させます。
乾燥させたわらびは
シッカロールなどの乾燥剤と一緒に
冷蔵庫に入れておけば
約1年程保管ができますよ!
乾燥剤がない場合は、
冷凍庫に入れちゃってOKです。
(水煮)
次に水煮の状態のわらびの保存方法です。
わらびは乾燥させずに水煮でも
保存ができちゃうんですよ。
あく抜きをしたわらびを
水を入れたタッパーに入れて
保存し、
毎日水を入れ替えれば1週間ほど保存
することができます!
水替えは日課にして、忘れないようにしてくださいね。
(瓶詰め)
次に瓶詰めにする保存方法です。
瓶詰めにする場合は、
瓶を熱湯で茹でて煮沸消毒
をしておく必要があります。
瓶はフタに
ゴムパッキン
がついているタイプを選んで、
しっかりと密閉できるものにしてくださいね。
- 事前にあく抜きしておいたわらびを、
瓶に入れて、瓶の上の方まで水を入れる。
- フタを軽くしめて、瓶ごと湯せんし、
沸騰後30分ほど煮る。
- やけどに気を付けて瓶を取り出し、
フタをきつくしめる。
- また30分ほど煮て、瓶を取り出して
フタを下にして置いておいて自然にさます。
- その後冷暗所に置いて保存すればOK!
開封後は、
- 常温で1週間程度
- 毎日水を変えれば冷蔵庫で2週間程度
保存が可能ですよ!
(アク抜き)
次に、わらびのあく抜きが
簡単にできちゃう方法をチェックしていきましょう。
(灰)
まずは
灰
を使う方法です。
あく抜きに灰を使うの?と
ちょっと不思議ですよね。
早速やり方をチェックしていきましょう。
灰は、バーベキューをした後の灰などを使うと
いいようです。
- わらびをよく洗う。
- 穂先の全てと根元を1㎝くらいカットする。
- 根元の切り口に灰をつけていく。
- ボウルやトレイにわらびを入れて
まんべんなく全体に灰をつける。
- 熱湯をわらびにかけて、
重石を置いて一晩寝かせる。
※重石がなければ、お皿でもOK!
- 一晩寝かせておいたら
水が黒くなるので、水が透明になるまで
水を入れ替える。
- 1日に1回水替えをして、
2日くらい水に浸しておけばあく抜き完了。
(重曹)
次に家事にも料理にも万能な重曹を
使う方法をチェックしますね。
灰よりも簡単に手に入りやすいのが
重曹でしょう。
<材料>
わらび 150g
重曹 10g
<あく抜き方法>
- わらびをよく洗う。
- ボウルかトレイにわらびを入れる。
- わらびに重曹をふりかける。
- 熱湯をわらびにかける。
- 重石をのせて、わらびが浮いてこないようにする。
- 8~10時間寝かせる。
- 黒くなった水を捨て、キレイな水になるまで
しっかりとわらびを洗えばOK!
(失敗)
次はあく抜きの失敗談です。
あく抜きをしたはずなのに、
なぜだ…とっても苦いぞ
という経験がある人もいるかと思います。
あく抜きをしたのに、苦みが残っているのには
- 重曹や灰の量が足りなかった
- かけたのが熱湯ではなかった
- 8時間以上寝かさなかった
などの理由があげられるんです。
せっかくのわらびが苦くなってしまって
食べるのが辛い…でも
捨てるのはもったいないし
どうにかする方法はないの!?
という人にオススメな方法がありますよ。
まずは、
わらびを1日水につけておく
という方法です。
これでも苦みが気になる場合は、
味付けを濃いめにするなどして
苦みを生かしながら料理に使う方法もアリですね。
(わらびレシピ)
次にわらびのレシピを紹介します!
(簡単)
まずは簡単なレシピから紹介しますね。
こちらはちゃちゃっとできる簡単レシピです。
あく抜きしたわらびを食べやすい大きさにカット。
フライパンにごま油をひき、
わらびを炒める。
1:1の割合で中華だしとすし酢を入れて
さっと炒める。
ちょっともう一品小鉢が欲しいな
というときにもオススメですね!
(煮物)
次にわらびの煮物です。
山菜が苦手という人もいますが、
煮物だと食べやすいと思いますよ。
たけのことわらびの煮物のレシピです。
<材料>
たけのこ 中~大3本
わらび 20本
みりん 鍋1回し
醤油 25cc
酒 5cc
水 500cc
<作り方>
- あく抜きしたたけのことわらびを用意する。
- 水を鍋に入れて沸騰させ、たけのこと
酒・みりんを入れる。
- 5分煮て、みりんを加え10分煮る。
- わらびを入れてから5分ほど煮て、火をとめ
冷ませばできあがり。
(おひたし)
次にわらびのおひたしです。
お通しでさっと出したら喜ばれそうですね!
<材料>
わらび
生姜
めんつゆ
水(調整用)
<作り方>
- あく抜きしたわらびを食べやすい大きさにカット。
- 生姜をすりおろし、めんつゆと水でお好みの濃さに
調整し、わらびにかければ完成!
とーっても簡単なのが嬉しいですね。
(通販で買えるワラビ色々)
次に通販で買えるわらびを紹介しますね。
まずはこちらの商品です。
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こちらは、塩漬けのわらびですよ。
国産の天然もののみなので、安心安全です!
塩漬けわらびは、”塩出し”をして料理に使っていきます。
- わらびの表面の塩を流水で洗い流し、たっぷりの水に
わらびを入れて茹でる。
- 沸騰前の泡がでてきたところで火を止めて、
コンロから鍋をおろして冷ます。
- わらびを水洗いし、容器にいれた水に
半日~1日さらしせば塩出し完了!
次の商品がこちらです。
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こちらは、山形県産のわらびの水煮。
こちらは塩出しが必要ないので、
すぐに調理できるのが嬉しいですね!
次の商品はこちら。
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こちらは、醤油などで漬けられたわらびです。
サラダや前菜、あえ物などに使えますよ。
すぐに食べられるのでとっても便利ですね。
まとめ
今回は、わらびの簡単なあく抜き方法や、
長期保存の仕方、わらびで作る料理のレシピを
紹介しました。
わらびという食材は、
なかなか普段からよく食べるもの
ではないので、
勝手に、上級者向けの食材
というイメージがありました。
しかし、あく抜きも意外と簡単で
わらびは様々な料理にも使えて、
ちゃちゃっと小鉢にもなるので
とても便利な食材とわかりましたね!
わらびが手に入ったときには
分量を守って上手にあく抜きをして
美味しいわらびを食べたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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