アイス緑茶の美味しい作り方とアイスに向いてる種類や産地とダメな方法

お茶・紅茶

 

梅雨明けが着実に近づいていますね!

蒸し蒸しとまとわりつくような暑さが続いたり、
雨がじゃぶじゃぶ降ったり、気分がさっぱりしませんね。

そんな時はアイス緑茶なんていかがでしょう?

緑茶味のアイスクリーム?

いえいえ、そうではありません。


家で簡単に作れる

 

スッキリ美味しいICEの緑茶(アイスグリーンティー)です!

アイス緑茶の簡単で美味しい作り方をご紹介!

 

アイス緑茶を簡単に美味しく家で作る方法について
いくつかご紹介したいと思います。

1、湯での抽出
2、水での抽出
3、氷での抽出

4、炭酸水での抽出

 

1、湯での作り方


お湯で飲むときより濃いめに淹れた緑茶を
氷に注いで急冷。
もしくは、そのまま静置して冷やしてから
冷蔵庫に入れる。


急冷方式だとすぐに飲みたい時、一番簡単ですね!


通常通りお湯でたくさん緑茶を淹れて
冷やすだけ、という方法は昔ながらの
一般的なアイス緑茶の作り方かも知れません。




2、水での作り方

1g100㏄程度の水を容器に入れて、冷蔵庫で
一晩。


1の湯での抽出に比べて、時間がかかります。
目安の茶葉より量を倍にしても、6時間程度は
必要ですね。

お湯の場合は、茶の成分であるカテキンカフェイン
多く抽出します。

お湯の温度が高ければ高いほどカテキンとカフェインの量は
一気にぐんと増えます。

水の場合、それらが抽出はされますが、ゆっくりとしか出ないのです。

つまり、カテキンやカフェインは苦みや渋みの元ですので、
水抽出の場合は渋みのないまろやかな味になります。

また、テアニンという旨味の成分はお湯でも水でも
ほぼ同量抽出されますので、水で抽出することにより、
まろやかで旨味のある美味しいアイス緑茶になります。




3、氷での作り方

急須、もしくは縁のついたお皿に平らに緑茶を敷き、
上に氷を乗せて、抽出されたところを飲む。



こちらは元々「しずく茶」、「すすり茶」というような玉露の飲み方
を参考にしているのではないかと思います。

水出しよりさらに時間がかかる上、
水より低温の氷により、旨味成分がぐんと凝縮して
抽出されます。

常温にして氷が溶けるのを待ってもよし。
冷蔵庫に入れて、より味わい深く抽出するもよし。

楽しみ方は無限大です!

 





4、、炭酸での作り方

ペットボトルの炭酸を半分くらい飲んだ後、茶葉を
そのまま中に投入し、冷蔵庫で一晩。


こちらも時間がかかります。

というか、代わり種ですね。笑

個人的には様々な緑茶で試しましたがお勧めしません。

・・・興味のある方はご自身でチャレンジ!




 

アイス緑茶向きの茶葉や産地はあるの?

 

家にあるどんな緑茶でもアイス緑茶は作れます。

ただ、美味しいか、というと難しい問題です。
なにせ、嗜好品なので人によって好みが異なります。

あくまでも私個人の意見ですが、アイス緑茶にオススメの
緑茶はこんな感じ。



A,お湯出しなら静岡の平地や狭山の深蒸し緑茶

 

B,水出し、氷出しなら、宇治や八女の玉露


Aの場合

お湯で急冷する場合、たくさん作り置きをしておきたい場合は
静岡や狭山の深蒸し茶がお勧め!

関東圏の狭山の緑茶は味がしっかりしたものが

多い印象です。

静岡でも牧之原などの平地で作られた緑茶は
味が濃厚なものが多いと思います。


さらに深蒸し茶だとあまり渋みが出ないように作られていますし、
色も綺麗な緑色でアイス緑茶にしたときに清涼感を感じさせます。


私の一押しはこちら!

 

 

狭山でも老舗のお茶屋さんです。

テレビでも紹介されたということで価格もお安くなってますよ!

「火香(ひか)」が強いと言われる狭山茶はお湯で味と香りを
抽出したい方におすすめ!


※火香というのは製茶最後の火入れ(乾燥)が強めということです。
 普通の煎茶より若干香ばしいイメージです。

 

Bの場合


水出し、氷出しの場合、とにかくゆっくり旨味を抽出しますので、
元々茶葉に旨味が多い玉露が最強!

中でも宇治や八女の玉露は玉露の中でも旨味が多いと
評判です。


これ、いつも飲んでる玉露?!

って思うくらい、印象が違いますので是非お試しあれ!


是非一度氷出しをしていただきたい玉露はこちら!

 

玉露は非常に価格の幅が大きいのですが、非常に丁寧に
旨味や香りを出すように作られています。

伊藤久右衛屋の宇治茶は間違いなし!

価格は通常の煎茶よりお高いですが、
氷出しでじっくりと飲むには最適です!

初めて氷出しをする方は大概その濃厚な旨みに
びっくりしますから、是非是非お試しください!


 

でもでも、こんな入れ方はダメ!

 

水出しのアイス緑茶を作る方に多いのですが、
冷蔵庫に茶葉を入れたまま、一週間など放置する
のは絶対に止めてください!

当然のことですが、水は腐りやすいので、茶葉が
中でかびてしまったり、腐敗します。

また、お湯で作ったお茶などでも、常温に一日以上放置、
とか無理ですよ!

緑茶は生ものと思ってください!
防腐剤とか入ってないんですから。

ズボラな人はペットボトルのアイス緑茶を
買ってください。
少なくとも、茶葉で作ったアイス緑茶よりずっと
日持ちしますからね。

 

とはいえ、緑茶大好き人間としては茶葉を使って入れてほしい
と思っている矛盾…。(´・ω・`)

 

アイス緑茶にオススメはこちら!

 

 

 


本来緑茶はお湯で淹れるのがスタンダード。

基本的に水出しを謳っている茶葉というのは、きちんと水出し
で味が出やすいようにブレンドされていたりします。

こちらは水出しに合う茶葉と製法であることをきちんと明記していて、
さらに、水出ししやすいようにテトラ型(三角型)のティーバッグに
しているところがいいです!

経済的!を全面に出している価格の安すぎる緑茶は
残念ながらお味も経済的なことが多いんです…。

 

まとめ

これからの時期はお湯を沸かすことさえも辛くなる時期。

暑いからお湯を沸かす手間は省きたいけど、ちょっと美味しく飲みたい。
そんな方に水出しのアイス緑茶はなによりオススメ!

麦茶がなくても、いただきものの緑茶があれば冷蔵庫に
ポン。

味に飽きたら、涼しい時間に緑茶を焙じて、
ほうじ茶にしてからアイスほうじ茶っていうのもいいかも!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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